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メジャーなeスポーツトーナメントやリーグを学ぼう

eスポーツに精通している人なら、今のトーナメントとリーグが昔のものとは様変わりしているのをご存知でしょう。

一昔前のトーナメントは小さな会場で開催され、少数の熱狂的なファンだけが観戦していましたが、時代は大きく変わりました。

今では主要なトーナメントとリーグはロンドンのウェンブリーアリーナやロサンゼルスレイカーズの本拠地であるステープルセンターなどでも開催されるようになりました。

あの世界的に影響力のある主要コンサート会場でもあるマディソンスクエアガーデンでもeスポーツイベントが行われるくらいです。

現在はラスベガスもこれらのイベントの招致に参入しはじめてきたところです。

これらの大会やトーナメントを生で観戦する人々に加え、TwitchやHLTVなどのウェブストリーミングサービスを使って、多くの人々がインターネットでそれを視聴しています。

視聴者数が増えると賞金額も増えます。コンテストでの賞金が数百万ドルの賞金を手にすることも珍しいことではありません。

主要なeスポーツトーナメントでの優勝賞金は考えられないほどの大金を手に入れるのです。

一方Eスポーツ業界の成長はめざましく、新しいトーナメントが出来たかと思えば、古いものが知らぬ間に消えていたり、様相が刻々と変化しています。

正直その変化についていくのは大変ですが、ここでは、出来るだけ最新の情報をお伝えしていきたいと思っています。

eスポーツトーナメントの最高峰The International (DOTA 2)

The International はDOTA 2における世界選手権であり、2011年から開催されています。毎年8月に開催されるeスポーツトーナメントで世界最高賞金総額を誇る大会です。

初回は、DOTA2の最初のパブリックビューイングとして、ライブストリーミングで視聴者に届けられました。

The Internationalはゲーム制作会社でもあるValve社によって開催されています。

創設時には16チームを招待し、歴史上eスポーツ史上最高となる1.6億円の賞金を提示し、多くの人々を惹きつけました。

Valve社は2012年にも再び1.6億円を提示しました。

この時はPAX gaming festivalの一環としてシアトルのBenaroya Hallで開催されました。

前年度の優勝チームはNatus Vincereでしたが、中国のInvictus Gamingに打ち負かされました。

基本賞金は160万ドルですが、大会関連ゲームアイテムが購入されるごとに、その25パーセントが賞金総額に分配されるという新しい仕組みが2013年から採用されています。

The InternationalはSteam.tvまたはTwitchを通じて生中継されているほか、2014年以降はESPN2およびWatchESPNでも中継を行っています。

DOTAのeスポーツトーナメントについて

DOTAのメジャーなチャンピオンシップは2015年にValve Corporationによって開始されたものです。

毎年、先ほどご紹介したThe Internationalと共に、多くのeスポーツトーナメントが開催されています。

Valve社はThe International の成功を広めるため、そしてDOTA2の発展のためにこのシリーズを導入しました。

各eスポーツトーナメントは、主催を外部団体に依頼し、世界の様々な場所で開催されています。開催地は毎年順番に交代していきます。それぞれ賞金総額は3億円となっています。

League of Legends ワールドチャンピオンシップ

League of Legendsワールドチャンピオンシップとは、League of Legendsの毎年開催される主要なeスポーツトーナメントです。

2011年にDreamHackデジタルフェスティバルで最初に開催され、今では、最も期待されているeスポーツコンテストの1つとなっています。

優勝チームには「サモナーズカップ」と高額賞金が贈られます。

その賞金額は2億円越えと驚きの金額です。

League of Legendsのトーナメントのフォーマットは何度か変更されています。

2019年の大会 では、24チームがトーナメントに参加しました。

以下の5大リーグは強豪なので、国際大会では優先的にシード権が与えられます。

  • LPL 中国
  • LCK韓国
  • LMS 台湾/香港/マカオ
  • NA LCS 北米
  • EU LCS ヨーロッパ

残りの枠はワイルドカードとして知られるプレイオフシステムによって決定します。

  • GLP (東南アジア)
  • CBLOL (ブラジル)
  • LAN(北ラテンアメリカ)
  • LAS(南ラテンアメリカ)
  • LJL (日本)
  • TCL (トルコ)
  • LCL(ロシアを含む独立国家共同体)
  • VCS(ベトナム)
  • OPL(オセアニア)

メインのトーナメントでは、16の予選通過チームは4つのグループに分けられます。

同じグループ内で2回ずつ対戦し、その2トップが残ります。

決まらなければ同点決勝ゲームが執り行われます。

そしてそれらのチームは勝ち抜き戦である決勝トーナメントに進みます。

下の表は近年の優勝チームとその賞金を示したものです。

開催年優勝チーム優勝賞金額
2011Fnatic$50,000
2012Taipei Assassins$1,000,000
2013SK Telecom T1$1,000,000
2014Samsung Galaxy White$1,000,000
2015SK Telecom T1$1,000,000
2016SK Telecom T1$2,028,000
2017Samsung Galaxy$1,855,114
2018Invictus Gaming$2,200,000
2019FunPlus Phoenix$2,200,000

ESLプロリーグとESL One

ESL(エレクトロニック スポーツリーグ)はeスポーツ界において最も古くから運営されているeスポーツ企業の一つで、最大大手の大会主催者です。ESLはゲームのプラットフォームを提供し、様々なレベルのeスポーツトーナメントや大会を提供しています。

プレイヤーはメジャーレベルまでランクを上げていけば、プロの競技に参加する資格を得ることも出来ます。

ESLは「ESL One」「インテルエクストリームマスターズ (IEM)」をはじめとする、世界最高水準のeスポーツ大会をたくさん開催しています。

いくつかのゲームが採用されていますが、その中にはプロリーグから完全に消え去るゲームもある一方、CS:GOなど、近年ではそれがメインになるゲームもあります。

それでも将来は他のゲームがメインになることもあり得ます。

CS:GOやDOTA2などは、年に4~5回、eスポーツトーナメントが開催地を変えて執り行われています。

今年のリーグはアメリカのコロラド州デンバーでグランドファイナルが開催される予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で中止となりました。その代わりにリーグは完全オンライン化されて、北米とヨーロッパ地域決勝戦が開催されました。そしてそれぞれTeam LiquidとFnaticが優勝しました。

インテルエクストリームマスターズ(IEM)

先ほどまでご紹介してきたLeague of LegendsのプロシステムはLeague of Legends開発運営会社であるRiot Gamesがeスポーツトーナメントを主催して行っているものですが、その他にもRiot Games公認でESLが主催する国際大会があります。

それこそが、インテルが市場を盛り上げ、自社の高性能な半導体を乗せたPCの需要を高める目的で2007年に導入されたインテルエクストリームマスターズ(IEM)です。

IEMは様々なゲームを採用してきました。これまでに採用ゲームのタイトルは、以下の通りです。

  • CS:GO
  • Quakeシリーズ
  • StarCraftシリーズ
  • Warcraftシリーズ
  • World of Warcraftシリーズ
  • DOTAシリーズ
  • League of Legends
  • Hearthstone
  • PUBG

グランドファイナルは、かつてはドイツのハノーバーで開催されたコンピュータ博覧会であるCeBITで開催されていました。

2013年以来、ポーランドのカトヴィツエで開催されています。

常に複数のゲームを採用し、それぞれのゲームごとに別々のファイナルが執り行われています。

Eリーグ

これはCS:GOのプレイミアリーグの一つで、2016年に設立されました。ここに世界中の最強のCS:GOのプレイヤーが集います。

1年に2シーズンがあり、1シーズンは数週間続きます。

Eリーグシーズン1

最初のEリーグのシーズンは5月から7月に開催されました。24チームが参加し、6チームに分けられました。

形式はかなりややっこしいのですが、なるべくわかりやすいように説明したいと思います。

セミファイナルに進む前に、チームは同じグループ内の他の3チームと対戦します。

そのグループ内で、一番トータルポイントが高かったチームと一番ポイントが低かったチームとで対戦し、2番目と3番目のチームが対戦します。

2つのセミファイナルの勝者が対戦し勝者を決めます。

それぞれのグループの勝者は自動的にプレイオフに進み、2位は「ラストチャンス予選」に進出します。2つの3位チームも予選に進出し、8チームが2チームに絞られるまで勝ち抜き戦を進めていきました。

プレイオフの8つのチームが戦って勝者を決めました。Eリーグシーズン1ではFnaticとVirtus. Proが決勝に残り、Virtus. proが英ガンをつかみ取りました。

Eリーグシーズン2

Eリーグの形式はシーズン2から変更されました。

全部で120チーム、メインリーグからは16チームの参加となりました。

シーズン1の上位8チームは自動的にメインリーグに参加することが出来ましたが、その他はシリーズのオープンとクローズの予選通過により順位を上げなくてはなりませんでした。

メインリーグの16チームは4つのグループに分けられ、上位2チームがプレイオフに進むことが出来ました。プレイオフでは勝ち抜き戦で勝者が決まり、OpTic Gaming (現在はImmortals Gaming Club)がAstralisを2-0で下し、$400,000の優勝金額を手にしました。

その他のeスポーツトーナメント

今までここでご紹介してきたトーナメントとリーグは、観客数と賞金額の大きさに関しては最大規模のものです。しかしそれ以外にも、注目度も高くプロが集う大会が多数あります。

  • Capcom Pro Tour/ Capcom Cup
  • Call of Duty Championship/World League
  • eGames
  • Evolution Championship Series
  • Major League Gaming
  • FIFA Interactive World Cup
  • ESWC
  • Smite World Championship
  • World Cyber Games
  • StarCraft 2 World Championship Series
  • Halo World Championships
  • Battle.netWorld Championships
  • WESG- World Electronic Sports Games

日本においても、ソニー・インタラクティブエンターテイメントが主催する「Call of Duty: Modern Warfare」の国内大会などが開催されています。

この大会は、同ゲームの世界大会「Call of Duty Challengers」への出場権1枠を賭けて戦う大会です。

これらの大会等についても個別に記事を掲載していく予定ではいます。

それが完了するまで、eスポーツについての他の記事も参考にしてください。